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by snap55

第141回芥川賞・直木賞決まる。

今夜、芥川賞・直木賞が、
決まりました。


28年弱勤めた出版社で、
8割方、エンターテインメントの、
小説誌に在籍していたので、
新入社員の時から、
直木賞とは縁がありました。


選考会(1月と7月)当日、
選考会場の築地の料亭「新喜楽」に、
いつも行っていました。

受賞者が決まり次第、
社に連絡する係りとして。


報道陣等の、
待機場所は、2階にあり、
電話は1階の帳場に(当時は、もちろん携帯電話は、存在していませんでした!)、
ありました。


それで、私は、どの社よりも、
いち早く社に知らせるため、
必ず部屋の入り口の席を確保していました。


文春の編集長が、
受賞者が決まると、
その名前が書かれた紙を、
持って、私たち報道陣がいる、
部屋にやってきて、
その紙を正面に張り出すのです。



それを見て、
脱兎のごとく、部屋をでて、
階段を駆け下り、
帳簿の電話の前に。


そして、番頭さんに、
電話いいですか? と、
問いかけて、電話したものです。


私の所属していた小説誌は、
当時、隔週誌でしたので、
直木賞の記事を文芸評論家に、
すぐに書いてもらうという事情が、
あったのです。


また、都内近郊の、
受賞者だと、
東京會舘で、記者会見があり、
その様子も取材しなければ、
いけなかったので、すぐに、
「新喜楽」を出て、
徒歩で東京會舘に、
向かったものです。



新聞記者とか、
多くの報道陣は、
タクシーで向かってましたが・・・。


そんなこともあって、
常に、誰よりも先に、
と思ったのでしょうね。


また、担当作家が、候補になった時は、
一緒に待機したものです。


幸い、T氏の時は、
神楽坂の「T」で、
一杯やりながら待っていたら、
受賞の知らせが・・・。


T氏は喜び、
もちろん、私も嬉しかったです!


いまでも、その時のことは、
鮮明に覚えています。


すぐに、タクシーで、
東京會舘に向かい、
T氏の記者会見を、取材し、
写真を撮り(節約のためカメラマンに頼めなかったので)、
その後、T氏と担当編集者と、
朝方まで、銀座を呑み歩いたのです。
明け方に、別れ際、T氏と握手した光景も浮かびました。


今となっては、いい思い出ですね。


他にも、直木賞に関しては、
多くの思い出がたくさんありますね。
候補だけで、終わってしまった作家さんたちとか。
やはり、悲喜こもごもですね、賞ってやつは・・・。
今夜もきっと・・・。


今朝も早起き。


今日発売の、
週刊誌「B」を買う。


昨夜、お会いしたY氏より電話。
原作の第一稿の生原稿を、
送ってくれと。


すぐに、発送。


午後は、「B」を読了。

夕方、外出。
銀座に出て、
夕刊紙GとFを買う。


デザイナーTさんと会い、
打ち合わせを。


楽しい会食に、
なりました。


そして、帰途。


今日も暑かったので、
すぐにお風呂に。


さっぱり!



メール各ブログ・HPを、
チェック。


これから、
ゆっくり夕刊紙2紙を読んで、
寝ることにします。


そうそう、40年、会員になっている、
俳句結社「馬酔木」8月号と、
かつて勤めていた出版社の、
月刊小説誌「J」が、きていました。


読まないと・・・。


一句
今宵また額に汗を迷いつつ
by snap55 | 2009-07-16 00:24